マトリックス図法の作図手順と操作例

マトリックス図法とは、問題に対する2つ以上の事柄を表のように並べて組み合わせることで、問題解決のための着眼点を導き出すことに適した図法です。

特徴

問題としている事象の中から、要素を見つけだし、これを行と列に配置し、二元的な配置の中で交点に各要素の関連の有無や関連の度合いを表示することによって、複数の検討事項ごとに重要度を明瞭にし、問題解決への着想を得ます。

マトリックス図には軸の数とその組み合わせ方により、概念図のようなパターンがあります。

概念図

軸が2つある場合

L型マトリックス

 

 

例えば、AとBの軸があった場合、AとBの組み合わせを検討する時に利用します。

マトリックス図法の原型になります。

軸が3つある場合

T型マトリックス

 

 

例えば、AとBとCの軸があった場合、AとB、AとCの組み合わせを検討する時に利用します。

Y型マトリックス

 

 

例えば、AとBとCの軸があった場合、AとB、BとC、CとAの組み合わせを検討する時に利用します。

C型マトリックス

 

 

例えば、AとBとCの軸があった場合、AとBとCの組み合わせで検討する時に利用します。

「C」は「Cube」の頭文字で「三元マトリックス」とも言います。

軸が4つある場合の概念図

X型マトリックス

 

 

例えば、A、B、C、Dの4つの軸があった場合、AとB、BとC、CとD、DとAの組み合わせを検討する時に利用します。

 

用途

状況を構成する要素が錯綜している場合に、問題の焦点や、解決策の優先順位を検討するために利用します。

作図手順と操作例

作図手順

操作例

①テーマを決める

テーマ枠にテーマ、注記枠に必要な注記を入力する。

②組み合わせて分析する軸を決め、マトリックスの型を決める

表を選択し、画面上をクリックし、必要な行と列を設定する。

③それぞれの軸に配置する要素を割り出す

行、列のそれぞれのセルに、各要素を入力する。

④関連の有無や度合いを記入する

行列の交点に度合い(数値・記号など)やそこで生まれたアイディアを入力する。

⑤マトリックスを読む

度合いについては、該当するセルのプロパティから行(列)の合計値を計算し表示する。

総合評価をし、必要であれば強調表示する。